「扉の開け閉めでそんな顔するか? 普通」
「う、うるさいね!」
 ネルは少し顔を赤らめて、ベッドにどさっと座る。アルベルは彼女の向かいの椅子に座
っていた。
「じゃあ、もう一度教えておくからね? こうやって開ける。閉める。カギをかけるには
これをこうする。オッケー?」
 ドア付近にある装置を動かして見せて、スフレは扉の開閉の仕方や鍵のかけかたを教え
てくれた。
「本来、ネルちゃんとこの星と、アタシたちんとこは関わっちゃいけない事になってるん
だけどね。今回ばっかりはしょうがないよね」
「そうだったのかい?」
「そうだよ。だって、今のネルちゃんもそうだけど、こんなの見せられたらみんなビック
リするじゃない。他にも、怖い武器とか、お船とか。さっきの戦争で言えば、例えばアル
ベルちゃんとこの国にこの船の武器が突然きたりしたら、どうなる? メチャクチャにな
っちゃうでしょう?」
「まあ…そうだね…」
 自分たちが星の船と呼んでいる、フェイト達はバンデーン船と呼ぶ空飛ぶ船が、圧倒的
な軍事力でもって、横槍の形で戦争を終結させたのは記憶に新しい。
 なされるがままに一方的に殺戮されたようなものなのだ。クロセルと協力して有耶無耶
のうちに追い払ったものの、ネルは今でも何がどうなったのかよくわかっていない。
「だから、本来ならアタシ達は、ネルちゃん達とは関わっちゃいけない事になってるの。
でも、もう出会っちゃったもんね!」
 無邪気な笑顔を見せて、スフレはアルベルの隣に腰掛ける。
「早く行ってみたいねー。前はゆっくりできなかったけど、今度はも少しゆっくりできる
よう、アタシフェイトちゃんに言うつもりなんだ。見てみたいよ、アルベルちゃんとこの
雪の国。ネルちゃんとこの女王様にも会ってみたいし」
「きっと会えるよ」
「へへへー。アタシが興業とかしたら、お金稼げたりできそう?」
「ペターニなら…、人どおりの多い町ならできるんじゃないかな」
「そっかー。やっぱり、もっと練習しなくっちゃね」
 うんとうなずき、一人で力をこめるスフレ。
 しばらくスフレはネルと話していたが、やがて立ち上がる。
「やっぱり、アタシ、もう少し練習しなくっちゃ」
「努力家だね、あんた」
「努力に勝る才能なしってね!」
 ブイサインをびしっとネルにつきつけて、にこっと笑うとじゃあねと部屋を出て行った。
それを、二人は眺めていた。
 前向きなスフレは少し元気をくれたような気がして、少しだけ心が軽くなったような気
がした。
 しばらく二人は無言だったが。
「あのさ…」
「なんだ?」
「あんたそっちで寝てよ」
 ネルはアルベルが腰掛けている椅子を指さした。…本当は椅子かどうかわからないし、
ベンチのような気もするが、はたしてベンチなのかどうかもわからない。腰掛けが連続し
て並んでいるのだ。透けているうえに、固そうに見えるが、座ってみるとそうでもないの
だから、謎な材質でできている。
 アルベルは嫌そうな顔をしていたが、反論する気はないらしく、不機嫌そうに黙り込ん
だ。
 不意にアルベルは立ち上がる。
「ど、どこへ行くんだい?」
「風呂だ」
 ネルの方をちらっと見て。浴室へと続く扉へと入って行った。ここは、個室に浴室等完
備してあり、好きな時にお湯や水をかぶれるようになっている。
 浴室から聞こえてくるシャワーの音を聞きながら、ネルはぼんやりと天井を見上げた。
 失恋したわりには、ショックが重くないような気がしていた。
 失恋というものは、もっと激しく落ち込んで、泣いたりするものだと思っていたわけで
はないけれど。どこかでそう思っていたのかもしれない。
 きっと、色んな形の失恋があるのだろう。
 泣く気にはなれないのだけれど。
 とにかく寂しかった。
 ため息は出てくる。ため息は必然かもしれないが。
 プシュ。
 空気の抜けるような音。開閉の音をさせて、アルベルは髪の毛をタオルで拭きながら姿
を表す。
 さすがにネルと同室というので気を使ったのか、彼は寝間着を身につけていた。
 薄いズボンに上着を引っかけ、肩にタオル。肌を桜色に上気させ、髪の毛は濡れて滴り、
鎖骨にかかっている。特に他意はないのだろうが、伏せ気味の瞳がやたら艶麗で、長いま
つげが色を匂わせる。
 なんなんだ、その色気は。
 思わず凝視していたらしく、アルベルの目が不機嫌そうに細くなる。
「…なんだよ…」
「い、いや、何でもないよ。次、私が入るからね」
「ああ」
 荷物から着替えを取り出して、ネルはそそくさと浴室に入る。
 そしてまた、はたと困ってしまった。確かに一通り説明は受けていたのだが。ここの鍵
のかけかたも忘れてしまった。というか、その「一通り」とやらの情報量がネルにとって
はいっぱいいっぱいだった。扉の開閉だけでなく施設の説明やらもあったわけだし。
 ただ開閉するだけなくせに部屋等によって、いちいち開け方や鍵のかけかたが異なると
は、いかがなものかとは思うのだが。この文化がはてしなく異文化に見えるネルにとって
は、ちょっとの差もものすごい差に思えるわけで。脱衣所の扉の前で考えこんでしまった。
 扉の向こうにアルベルがいると思うとかけたいのだが、彼に鍵のかけかたを聞く気には
なれなかった。かといって、わざわざ同室のアルベル以外の人物に、いちいち聞きに行く
のも気がひけた。
 同室に指定したマリアを、今更ながら呪いたくもなったのだが。
 仕方なく、ネルは神経をとがらせながらもさっさと服を脱ぎ、浴室に入る。
 ええっと…。
 こちらの方はボタンに絵と色がついていて、覚えやすかった事もあり、どうにかなった。
 熱いシャワーを全身に浴びて、ネルはなんとか何も考えないように努めた。
 やっぱり泣いてしまいそうな気がした。
 ため息をついて、首をふる。
 ボタンを押して湯を止める。
 浴室で軽く体を拭いて、脱衣所に出る。さらに体を拭いて、ネルは寝間着を身につけた。
 彼女も髪の毛を拭きながら、脱衣所を出ると、アルベルはベッドに寝っ転がっているで
はないか。
「…ちょっと!」
「ああ?」
 アルベルは目を開けた。
「さっき言ったじゃないか。あんたそっちで寝なって!」
「毛布がねえぞ」
「持って行けば良いじゃないか、もう」
 ベッドに歩み寄って、アルベルの下にある毛布を引っ張った。そして、その毛布をアル
ベルに突き付ける。彼はそれを不服そうに見ていたが、仕方なしに受け取って、ベッドか
ら立ち上がる。
 アルベルが立ち上がると、代わりにネルはベッドに腰掛ける。そして、タオルで濡れた
髪の毛を拭いていた。
 ふと、視線に気づく。アルベルがじっとこちらを見ている。それを努めて無視して、ネ
ルは髪の毛を拭いた。
 そのアルベルの視線が絡み付くような気がしてならない。何を考えているのかよくわか
らない男だから、無視し続けた。
「おい…」
 不意に、話しかけてくる。
「何だい」
「おまえ、まだ俺が憎いか?」
「…は?」
 まるで予期せぬ質問に、ネルは素っ頓狂な声をあげた。タオルで拭く手を止めて、アル
ベルを凝視した。
「いや…まあ、別に今はそんな事ないけど…。またどうしていきなり…?」
 ネルはアルベルがなぜいきなりそんな事を聞いてきたのかわからず、ただただ困惑した。
「じゃあ、男と付き合った事は?」
「は?」
 またわけのわからない事を聞いてくる。ネルはさらに困惑した。
「いや…まあ、無いこともないけど…」
 しかしあれはあると言えばあるし、ないと言えばないかもしれないような付き合いだっ
たと、一瞬思い馳せる。
「そうか」
 それだけ言うと、アルベルはしばらくなにやら考え込む。何を言いたいんだこの男はと
怪訝そうな顔で見ていると、やおら立ち上がり、随分近くまで接近してきた。そして、こ
ちらの目をのぞき込んできた。ネルはその距離に思わず息を飲む。
「どうだ? 今晩付き合わねえか?」
 こんなに近くまで接近された事などなくて、ネルはただただビックリして、そして、拭
いていたタオルを落としてしまう。
「な…なにをいきなり……」
「…わかるだろ?」
 耳に残る低い声を発して、ネルの顎をそっとつかむ。
 こんなにも間近でアルベルの顔を見たのは初めてで。彼の顔は近くて見れば見る程に端
整で。切れ長の目に長いまつげが悔しいくらいに綺麗で。
 ネルとて、今やアルベルは嫌いではないし、彼の顔の良さは認めている。その目付きの
悪さや態度、ガラの悪さをどうにかすれば、相当なものだと知ってはいたが。
 ただ、見つめるだけのその瞳はなんとも魅惑的で。吸い込まれそうな魅力に真っ向から
抗おうにも、その力は強くて。
 反則じゃないか…。
 何故この男の瞳は、自分がもっとも敬愛し、尊敬する女王と同じ色をしているのか。こ
のまま目を合わせ続けていると、引き込まれてしまうと心の奥で警笛が鳴るのだが。
 この瞳から目が離せなかった。
「な…なにが……」
 押し倒されそうな雰囲気にネルがたじろいで身を引くと、その分だけアルベルは寄って
くる。
「…それくらい察しろ…。ともかく、嫌かどうかだけ聞きてえ。どっちだ」
「ど、どっちって…。そ、そんな…」
 迫ってくるアルベルに、ドギマギさせながら身を引くが、やはりその分だけ、アルベル
が近づいてくる。
「答えがねえなら、襲っちまうが?」
 アルベルの手がネルのふとももに落ちてくる。
 ネルは息を飲んだ。一瞬、背中に鳥肌が走る。アルベルの火傷跡著しい左手が、ネルの
太ももをさすり、それを視界のはしでとらえる。
 アルベルの事は嫌いではない。嫌いではないが、好きかどうかはまだわからない。判断
をつけていないと言うのが本当のところか。だからと言って、そういう関係になって良い
と言うわけではないのだが。
 しかし、これだけ顔の良い男に迫られて、悪い気がしないのもあったりする。女王を彷
彿させる紅い瞳も悪くないと思ってしまう。
 どうすればいいのか。
 もう少し考える時間をくれと言っても、通じ無さそうなこの男に何を言えば良いのか。
いつかわからないタイムリミットが、刻一刻と迫っているのはわかる。わかるのだが…。
「いいのか?」
「よ、よくない…けど…」
 心の警笛はさらにネルの中で大きくなるのに、依然、彼の紅い瞳からは逃れられない。
「けど? けど、なんだよ…」
 アルベルの左手の動きが大胆になってくる。動悸はさらにスピードをあげ、ネルの頭が
だんだん飽和状態になってくる。
「このまんまいくと、おまえが嫌と言っても、俺の方で歯止めが効かなくなりそうだが
…?」
 距離はどんどん近づいてきて、声と吐息が降りかかりそうなくらいにまで迫ってくる。
「いいのか…?」
 男の視線が、ネルの下腹部に落ちる。
「あ……う……」
 言葉を失って、ネルはもうどうして良いかわからない。
 ごくりとつばを飲み込んで。とうとうその唇をアルベルがついばんできた。
 なぜか、フェイトの顔がぱっと浮かんで消えて。すごくどうでもいい気持が広がってき
て。
 拒否せずに動かないネルに、OKと受け取ったか。アルベルは静かに彼女をベッドに押
し倒した。


「………………」
 アルベルは少し戸惑った顔で、隣で寝ているネルを見た。
 まさか初めてだとは思わなかったのだ。
 自分とそう変わらない年齢だし、男と付き合った事あるとか言うから、そんなことない
だろうとか思っていたのだが…。
 それを前提でコトを進めてしまった事に、多少の罪悪感も無くはないのだが。そこはそ
れ。内心から沸き上がってくる高揚感は止められない。
「あんたさ…」
「ん?」
 眠っているかと思ったが、起きていたようだ。こちらからだと、うつむき加減なので表
情はよくわからなかったのだが。
「恋人とか…いた?」
「いねえよ、そんなもん」
 一人の女に縛られるなど、今までのアルベルにとっては考えられぬ事だったし、女など
こうるさいものだと思っていたのだが。
「だったら何で…」
 そこまで言って、ネルは口をつぐんだ。なにも相手は、恋人だけしか務まらないという
わけではないというのに気づいたからだ。
 相当女で遊んでいたであろう事に想像がついて、ため息をついた。まあ、あれだけの顔
だ。女の方も放っておかなかっただろう。
「てめえの方はどうだったんだ?」
 言ってしまってから、しまったと思ったがもう遅い。ネルは長い間無言だったのだが、
ぽつりぽつりと話し始めた。
「……正直、あれを恋人とかって言うのかどうか…よくわからないんだけど…。仕事をは
じめる前にね、告白されてさ……」
 ネーベル・ゼルファーの娘は高嶺の花と思われていたのか、今まで言い寄ってくる男な
どいなくて。幼さゆえの好奇心と興味本位と、告白されて多少舞い上がった事もあって。
 しかし、あれは付き合ったうちに入るのであろうか?
 今から思えば、正直疑問であった。なにより、恋い焦がれた記憶が無いし、好きだった
かどうかもそれさえも疑問で。ただ、嫌いではなかったのは確かだが。
 2〜3度デートらしきものをした後、今の仕事が本格的に始まって忙しくなって。はっ
きり言うともうそれどころではなく。
 それっきりだった。
 風の噂で、先の戦争で亡くなったと聞いた。
 なんと言うか、彼の顔の造形さえ、今はいい加減だし、フルネームさえも思い出せない。
というか、アルベルに聞かれてそういえばと、思い出すようなもので。
「ちょっと、付き合って。それから仕事がはじまって…それっきり…」
「…いつ頃の話だ? それ……」
「あれは…仕事が本格的に始まる前だから…、10年くらい前かな…」
 てんで子供の頃の話ではないか。
 思わず突っ込みたくなったが、アルベルは黙っていた。
 やっぱりあれは付き合ったうちに入らないな、などとネルも思っていた。恋人などとい
うより、ちょっと知り合ってみましたな関係でしかない。
「そういえば…ずっとずっと仕事してたんだね…」
 今更ながら、人生の半分近くが、仕事と修行に明け暮れていたような気がする。
「てめえも仕事づけか」
「あんたも?」
 ネルは少し体を動かしてアルベルを見る。
「戦争があるなら軍人は戦うだけだろうが」
「ああ。あんた敵だったもんね」
 奇妙なものである。敵であったこの男と。あれだけ憎んだはずのこの男と体を重ね合わ
せるとは。
 言ってしまってから。自分のセリフに苦笑して、ネルは髪の毛をかきあげる。
「私…寝るよ…」
「あ? ああ」
 言って、ネルはアルベルの返事もほとんど聞かずにゆっくりとまどろむ。慣れない事を
したうえに、体は疲れていたから。
 隣で男の体温を感じながら、妙な安堵感に包まれて、眠りに落ちて行った。

 眠ってしまったネルの頬をそっとなでて、額に口づける。
 それから、アルベルは後ろ頭に腕を組んで、天井を見上げる。
 父親が死んだ後の数年間。荒れまくっていた時期があった。
 暴れて、飲んで、遊びまくって。
 そして、なにもかも馬鹿らしくなって。気絶するほど修行に打ち込んで。気が付けば漆
黒の軍団長で、戦争の矢面に立っていた。
 軍団長になってから、ごくたまに女を買っていたが。ほとんど気まぐれの域も出なかっ
た。それが、こんなに女が欲しいと思ったのは久しぶりで。
 しかも、特定の女一人だけなどとは、どうした事か。
 自覚はある。己の感情がこの女に傾いているのだ。認めるのは不本意でどうにも癪なの
だが。欲しい感情は沸き上がってくるわけで。
 気が付けば、目でこの女を追っている自分が嫌で。己の未熟さ加減に嫌気がさしていた。
修行でもやろうかと本拠地に戻ってみれば、なんだか知らないがフェイト達が乗り込んで
るし。とりあえず助けたらミスってケガして、彼らの船に乗せられて。
 彼らといれば、やたら強敵が勝手にあっちから転がってくるし、それが己の強さにもな
ろう。それに、女を見なくなれば弱い自分も断ち切れるかと、戻ってこられないのを覚悟
で、フェイト達についてったら結局仲間にまたなってるし。
 マリアの意地悪というか、おそらくただ面白がってるだけの、いたずらじみたこの部屋
割りを激しく追求しなかったのも。悪くないなと思っていたからで。というか結局その思
惑に見事にのっているのはやはり癪なのだが。
 彼女がフェイトに気があるのは気づいていた。結局、それだけ彼女の事を見ていたのだ
ろう。
 女の事で張り合う気などなかったが、甘いくせに剣術のキレの良さを見せるあの男への
嫉妬もあるから。
 フェイトは自分にないものを持過ぎていた。人当たりの良さ、協調性、社会性、リーダ
ーシップ、安心感、そして、底知れぬ成長力。
 負けられぬと強くなれば、彼も同じかそれ以上に成長する。
 憎んでくれれば割り切れるものを、別にそうでもないとか言うし。その甘さが腹立たし
いのに、こちらも憎めなくなってしまう。
 ソフィアの存在は正直どうでも良かったのだが、彼女の登場により、ネルは少なからず
ショックを受けたようだ。戦闘中以外、ぼんやりとした態度をとったりしていた。
 今日のネルは寂しげで、憂いを帯びていて。そこも良いとか思う自分に嫌気がさすもの
の、どうしようもない。
 風呂上がりの色っぽい彼女を見れば、もうどうにも我慢できなくなってきた。しかも同
じ部屋で寝るなどとは生殺し状態だ。
 最近とみに近づくフェイトとソフィアの距離に動揺しているらしく、迫ってみりゃ落ち
るかとかやってみたら簡単に落ちるし。
 迫ったくらいで男の手に落ちるなど、相当心が動揺していたのだろう。
 心のスキマに入り込むのは、卑怯者のする事かもしれないが。
 それでも。
「あーあ…」
 小さくボヤいて、アルベルは横目でネルを見る。規則正しい寝息をたてて、寝入ってい
る。普段の凛々しい姿とはまた打って変わった、あどけない寝顔である。
 可愛いじゃねーか。
 もうどうにも悔しくて癪で不本意なのに。そう思ってしまう自分がいる。
「ちっくしょう…」
 小声で悪態をつくと、ネルのまぶたに優しく口づけて、アルベルは瞳を閉じた。

                                                                         終わり。




























あとがき。
えーと、「口直し」を書いてる途中にこちらのネタがあがってきて。んで、書いたものです。
まーつまりは「口直し」の方を先に書いてたわけなんですが。ネタが思いついた順に書い
てったので、書いた順番によっては、キャラ描写が微妙になってるヤツもあるんじゃない
かなぁ。
どうでも良いですけど、アルベルさん口説き文句最低よ? みたいな。というか口説いて
ないね、これ。自分の顔の良さを武器に、心のスキマにつけこんでるだけっすね、これ。