えすかで



エスカデです。
彼の絵柄も描き直しをしています。
やっぱり一気に描いた絵が気に入らなくてねえ。
彼の場合、髪型と、変に広がった腕輪が描きにくいです。
なんつーか、剣よりもテニスラケットの方が似合うと思ってしまいますよ。
結局、胸のところがどうなってるのか、よくわからなかったのですが。
なもので、なんかそのあたりをごまかしたよーなポーズさせてみたり。
エスカデ編はなぁ…。テキスト読んでてイライラさせられたなぁ。
会話がかみあってないというか、会話になってないというか。
おまけに、やる前からエスカデに目をつけてたから余計にね。
自分的なダメージがでっかくって。
NPCだし正義正義言ってるから、味方っぽい印象受けるけど、
実際には悪役だよね、このキャラ…。
扱われ方も救いようがない感じだしさー…。
でまぁ、私は2や3みたいな世界観が好きだったんです。
LOMはそれとはまたガラリと変わって。
それが良いか悪いかは個人によってそれぞれでしょう。
愚痴っちゃうと、私は好きではありませんでして。
マチルダのセリフは高度で哲学的とか、攻略本に書かれてましたけど。
あれ、書くに困ってそうまとめたんじゃないかなとか、勘ぐってしまったり。
私の印象としましては、情報量の足りなすぎるセリフをそれっぽく書いてるだけに見えました。
セリフにしてみれば「彼女ってなんかアレでそんな感じしない?」って感じですか。
わかるような気がするけど、まったくわかりません。
まあ上記のセリフは前後の会話がありきなセリフなわけですが、
前後の会話もこんな感じじゃわかるわけないじゃん。
「司祭」という役職についているくせに言動が無責任すぎて、高度で哲学的には見えません。
「それはあなたの自由よ」ってさ。彼女の推奨する自由はただの無秩序じゃないの。
それを推奨した結果どんな事が起こるのかとか、全然責任持ってないし。
世界崩壊も自由とかって、あまりの社会性の欠如ぶりには呆れた。
逆に何故拘束されるのか、という事をきちんと考えちゃあいないセリフだしさ。
何でも自由なら良いってどこの女子中学生ですか。
そもそも疑問に対して謎かけで答えるって読んでて普通に不愉快です。
どうしてゲームやってて上から物を見るようなセリフを読まなきゃいけないんだ。
「賢人」とかいわゆる世界のカミサマ的存在が、ファンタジーの世界観を構築していくのは
わりとよくある事じゃないかと思います。
しかしLOMの賢人達は言ってる事は無責任で的を射ない事ばかりで、ろくろく会話にもならないキャラばかり。
そんな賢人達が展開する世界観ってさ…。なんと言うか、ただただ不愉快だった…。
確かにファンタジーだし、それは現実でもないし、所詮は虚構なんだけどさ。
でも、その世界でそこのキャラクターはそのキャラなりに頑張って生きてるとか、
そういうのがあるから世界観に現実味や面白みが出てくるんじゃないのかな。
LOMの世界観って、ファンタジーじゃなくて日本人スタッフが見えるんだよ。
キャラクターが動いてるんじゃなくて、そういう話の展開にしたいから
顔グラが出てテキストが並ぶという印象になる。
読書する時にだって感情移入して読むわけですが、
テキスト読んでると感情移入をぶったぎられて、いちいち現実に引き戻されるというか
キャラの言動が地に足がついてなくて、納得がいかないんですよ。
その最たるモンがレイチェル一家シナリオじゃねーかな。
そのキャラなりに考えて行動した結果。とかいうのにはとてもじゃないが見えない。
レイチェルの母親とか、後妻? と疑いたくなるほどにキャラクタの性格が薄っぺらい。
設定に「ぱわーかあちゃん」と書けば、キャラが肝っ玉母ちゃんになるわけじゃない。
緑のぷるぷるちゃんに至っては、本人がそういうどうでも良い存在になって良いとか
普通思うわけないのに、展開の都合であまりに適当な存在になっている。
そんなのでキャラの性格に地に足がつくわけないでしょう。
こんなキャラばかりで世界観に広がりなんか出るかってんだ。
そんでまたその話の展開の都合が思春期哲学じゃ面白くないよ。
セリフのテキスト数が少ないなら、少ないなりに想像してこちらは読むわけですが
下手にテキスト数が増えたもんだから、余計な事や浅薄さが見えちゃってゲンナリしてしまいました…。

聖剣伝説じゃなかったら「なにコレつまんないや」で終わったんですけどね…。